2013年10月16日

雨水タンク作りに挑戦!

ベランダでプランター菜園をしていますが、
ポリタンクに水を入れて運ぶのが毎回大変なので
雨水タンク作りに挑戦してみました。

ネットで調べてみると、自作されている方も多く情報も豊富でしたので
完成品を買わずに、自作することにしました。

屋根に降り注ぐ雨は、屋根→雨樋→地面 の経路をたどりますが
これを屋根→雨樋→貯水タンクにするのが、雨水タンクの仕組みです。

必要な物は主に3点

1)雨水を入れる貯水タンク

2)ホース

3)オーバフロー装置
オーバフロー装置は、タンクが一杯になった際に、
逃げ道を作って雨水を排出する機構の事です。

1)貯水タンクは、蓋付きの安価な45Lサイズのダストボックスをダイキで購入。

雨水タンク作りに挑戦!

2)ホースはコーナンで購入

3)オーバフロー装置は、レイントラップという名前で
商品として販売されていますが、高いなあと思ったので自作。

百均のプラ容器を改造して代用↓ 

雨水タンク作りに挑戦!
底に水が溜まってくると、中心へ水が流れこんで貯水タンクへ流れるようにして、(金網はゴミ取り用)
貯水タンクが満タンになるろ、プラ容器内の水位も上がってきますので、上辺部に排出用ホースを接続しました。

準備はこれぐらいで、後は取り付け作業するだけです。

雨水タンクにあたって最大の難関は、既存の雨樋を切断する必要があります。
これはもうエイヤ!で切断するしかありません。
一度切断すれば後はもう作るしかありませんので、気合が入ります。

そんなこんな悪戦苦闘しながら出来上がったのがこちら。

雨水タンク作りに挑戦!


雨水タンク作りに挑戦!

こんなんで本当に、水が溜まるのか不安でしたが、


実際の雨の日を迎えた結果、、


雨水タンク作りに挑戦!

溜まってました!

小雨でも想像以上の速さで水が溜まってくれるため
45リットルのタンクがすぐに満タンになり、オーバフローから水が流れていくはめに。
こうなると、取りこぼした水がもったいないと感じてしまいます。。。

実際、和歌山市ではどのくらい雨量が降っているか
気象庁のデータを調べてみると、和歌山市の平均年間降水量は約1317mmとのこと。

これを視覚的に捉えると、高さ1.3メートル、幅1メートル、奥行き1メートルの容器を、
1年間外に放置していれば、満タンになる程の量が降り注いでいるという事に。
重さで言えば約1トン。和歌山市は雨水を貯めるのに十分恵まれている地域といえるのでは。

さらに雨水タンクの場合、雨を受ける面積は屋根の面積になります。
屋根が広ければ広いほど、たくさんの水を捕まえることができます。
体育館とかに設置すればすごく溜まりそうです。

雨樋を切断する必要があるので、設置できない方も多いかと思いますが、
切断しても問題のないのであれば、雨水タンクはオススメしたい一品です。

最後に雨水タンクで一番良かったと思う事は、経済的エコになる事でもなくて、
鬱陶しかった雨の日が得した気分になれるという事。

これが一番うれしい事です。
Posted by 9makichi at 01:24│Comments(0)雨水タンク
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